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アートディレクター 天野幾雄さんをお招きして

アートディレクター/グラフィックデザイナーの天野幾雄さんをお招きして「新聞広告に見るデザイン&コピーの目のつけどころ」をテーマにワークショップを開催しました。天野さんご自身が長い歳月をかけて集め、保管されていた新聞広告の数々。その一つ一つがテーブルに広げられ、50年以上前の新聞広告の逸話からはじまる天野さんのお話を食い入るように聞く若者たち。会議室はさながら広告博物館のような風景に。「あらためて整理してみて、発想の目のつけどころに驚きました」と天野さん。「デジタル時代を迎え、広告表現は大きく変わりましたが、新聞広告ならではのリアリティあるビジュアルコミュニケーションを体感して下さい」。

インターネットや広告の書籍で有名な新聞広告を目にすることは今までもありましたが、実際に当時の新聞を手に取って、その大きな紙面で見るというのは初めてでした。「資生堂の唐草」、「SMAPの三原色」、「男でも、首相になれるの?(宝島社)」・・・。本でしか見たことのないそれらを前にして、新聞という媒体の強さに圧倒されました。インパクトのあるアートのような作品。品や感性、遊び心のある広告。両手を広げるほどの大きな紙、新聞という媒体だからこそ可能になる表現はどれも新鮮で、とても楽しい時間でした。(ディレクター/長島麻佑)

天野幾雄 氏 プロフィール

資生堂宣伝部長、役員待遇宣伝制作室町を歴任。現在、日本デザイン団体協議会(D-8)のメンバーとして、ジャパンデザインミュージアム設立研究委員会を推進中。